2024年初釜

今回は私が還暦を迎えるということもあり、テーマが「紅」でした。
お軸から始まり、紅い菓子器、赤い椿、紅いお仕覆の茶入、赤楽のお茶碗などをお出ししました。
お香合は鵬雲斎お箱書の「未来」。
お茶杓は、長谷川寛州作「三十の内」。
これまでの30年で何ができたか。
これから未来の30年で何ができるか。
その答えは、了入作鵬雲斎お箱書の赤楽「常のママ」。
これまで通り、初心を忘れず精進していきたいと思います。

初釜お道具

お道具
寄付
軸
千年寿　宗興（鵬雲斎若宗匠時代）

湯呑み
吉向十三軒（きっこうじゅうそうけん）

煙草盆
鵬雲斎好　銀杏透手付

本席
軸
紅炉一点雪　淡々斎

炉縁
唐松

釜
鶴釜
3代角谷興斎（かくたによさい）

香合
鵬雲斎箱書　大樋年郎　未来

香
玉初堂　紫雲

羽
こう鳥

環
淡々斎好　とくさ環　清斉（せいさい）

灰器　和楽

棚
高麗卓

水指
マイセン

水次
御所薬罐（ごしょやかん）

濃茶
星野園　坐忘斎好　延年の昔
薄茶
星野園　坐忘斎好　舞の白

茶入
赤膚焼　「楽斉」造　蜀江入段紋（しょっこうにゅうだんもん）

茶杓
三十ノ内（さんじゅうのうち）　長谷川寛州

茶碗
黒　淡々斎箱書　9代大樋長左衛門　好日
赤　檜垣良多
唐津　瀧下幸悦
数茶碗　杉田翔平

建水
12代　田原陶兵衛

蓋置
タイ　チェンマイ製

煙草盆
淡々斎好　手付丸

火入
檜垣良多（ひがきりょうた）　瓢（ひさご）

棗
淡々斎箱書　吹雪　松竹梅　11代宗哲

茶碗
鵬雲斎箱書　赤楽　了入　常のママ
赤　永興紹道（えいこうしょうどう）
萩　岡田　裕（おかだゆう）
香浦　史郎（こううらしろう）
数茶碗　粟田焼（あわたやき）ツボツボ