2月のお稽古
2月のお稽古 大炉
大炉は、裏千家では十一世玄々斎が嘉永二年(1849)年知恩院門跡尊超法親王(華頂宮)を迎えて献茶の折に咄々斎の暖のために隣の六畳間に切られたものです。
元は暖房機器だったわけです。
欄間を通して、隣の咄々斎のお部屋に暖気が流れていったのでしょう。
火の見える部分が大きく、目でも温かさを感じることができます。
またお点前は逆勝手になり、お炭手前にも特徴があり、楽しめる炉です。
お生徒さん達は、左右が逆になり、お点前にいつも四苦八苦しています。

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