全てのことに感謝する心
お茶をいただく時は、何と3回も頭を下げます。
最初にお隣の方へ「お先に」。
次にお茶を点ててくれた方に「頂戴します」。
最後にお茶そのものに対して、お茶碗をおしいただいて頭を下げます。
この3つの行為に、日本人のすてきな想いが全で込められているように思います。
子ども向け茶道講座では、実はここのところを1番に伝えるようにしています。
例えばご飯をいただく時に、お仕事でまだ食事の取れないお父さんに「お先に」。
そして、美味しいご飯を作ってくれたことに感謝してお母さんに「ありがとう」。
そして改めて食事をいただけること、その幸せな時間を持てることに感謝して手を合わせて「いただきます」が言えると良いですねと。
言われた方も嬉しいでしょうが、感謝の気持ちを伝えることは、とても気持ちが良いですね。〈全てのことに感謝する心〉
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